fiest contact
今から12~3年前、仕事で北九州・大分・佐賀と出張する機会があり、
移動日に1日程時間が空くので休暇扱いにして釣りを計画…
ここはやはりI井さんがよく行く大分で釣りがしてみたくて、
以前、ダイ○の仕事でお世話になったI井さんに現地のYさんを紹介して頂き…
用意周到で九州出張へ…
仕事を済ませ、釣行前夜に幾許か自身でも情報収集しようとFF誌で
調べた大分市内のショップに飛び込み、店内を物色していると…
お店の常連さんらしき方が…
「お客さん!?フライをやるの?いつ?どこで?」と矢継ぎ早に聞かれ…
「えぇ…明日…レンタカーで…どこか…」とシドロモドロで返事をしていると、
「ぢゃあ~明日、私が案内しますよ!」
「えっ!?だって、常連さんでしょ?しかも仕事があるでしょう~?」
「大丈夫!大丈夫!明日あたり釣りしようと思ってたから!」
…どうしよう…I井さんの紹介してくれたYさんと釣りをするし…
「私、実は…I井さんが紹介してくれたYさんと、明日…」と言いかけると
「あっ!それなら話しが早い…どうせ私に声が掛かるはずだから、Yさんに
電話しておく!」
「明朝、ホテルに迎えに行きますから!」…と、色々繋がっているらしく…とんとん拍子で話がまとまってしまいました。
翌朝、ホテルに迎えに来て頂いて…早速、有名河川へ…
準備を済ませて川に向かって歩きはじめると…
「あれ?ロッドは持って来なかったんですか?」
「えぇ~、私はいつでもここで釣りが出来ますから~今日はカメラを…」
「…まるでガイドさんをお願いしたみたい…」
私はこんな“大名釣り”みたいなことなどしたことなく…緊張で手が強張りガチガチで…
当然、釣りにならず…よって釣果も…でも写真だけは撮っていただいたのですが…プッ
そして、日が暮れ始め…初の大分釣行は「ボ」で幕を閉じるのか…と、思っていると…
「ティペットを切って、リーダー直結で“これ”を結んで…」日暮れ…リーダー直結…で、お解かりと思いますが…
当時、私には何が起こり、何を始めるのか解りませんでしたが…
気がつくと、泣き尺の銀の延べ棒を手にしておりました。
その後…その時の常連さんは、サラリーマン生活に自ら終止符を打ち
フライショップのオーナーになり10数年が経ちました。
もうひとつ…
会社の元九州支社長が2年前に定年を迎え現在は福岡にいるのですが…
晩年を病気治療の為、本社勤務になり、その時に昔しフライをしてた事を知り、
寝た子を起こし一緒にフライを楽しむ様になり…
九州勤務であれば行く機会の無い
東北・荒雄川にまで何度か足を運んでしまいました。
“寝た子を”では無く“眠れる獅子”を起こしてしまった様です。
そんな元支社長も一人では中々釣行する機会も少ないと聞き…
大分の渓で一緒に釣りが出来ればと思いお誘いしたら…
二つ返事で合流することが決まりました。
さて、どんな釣行になるのか…
To be continued