羽ありで、お困りの方…
防虫剤のご紹介みたいですが…久しぶりにタイイングネタです。プッ
この時期、叩き上がりの釣りで…
ふと、岩盤淵のプールでユラユラと泳いでいる渓魚に出会す時があります。
安易にアプローチして痛い目に合われた方も少なくないと思います。
得てして…そんな渓魚ほど…幾人の釣り人の甘い誘いを悉く無視してきた
スプーキーな渓魚では…
そんな時の“引出し”のひとつに…“フライング・アント”を加えてみては?
ちょっと珍しいマテリアルが
手に入ったので幾つか巻いて試してみました。
この
珍しいマテリアルは、宮崎在住の方が“日本鹿”の毛を自ら厳選した
マテリアルだそうで…Japanese Deer Body Winter Fur
毛先の透明感が何とも言えず…獣毛フェチには堪らない一品かも…
マテリアル自体には、通常のエルクなどの高浮力は望めませんが…
そこは昨今の浮力剤の力を借りるのも良いのですが…
この獣毛自体は“浮かず沈まず”で水面との干渉で渓魚にアピールさせるのが…
私の目的。
依って…ウイングの形状は…“スペント”です。
コンパラ風に巻いてシャンクのところでデバイドしただけなんですが…
毛先が細く、通常のエルクや他の獣毛系よりは、素直で扱い易いと思います。
※出来上がりのラムズウールをカットして撮したので…見苦しいですが…プッ
インジケーターは、お好みで…
って…ラムズウール付け過ぎ!って、言われそうですが…
現場で徐々にカットして使えば良いんです!
現場で少なくても加えることは出来ませんから!フン
前出の岩盤淵でサイトフィッシングなら…そのまま…上から目線で眼で追えます。
先日は、逆光パターンでライズしているアマゴを騙す事が出来ました。
このマテリアルを使ってのバリエーションとして…
クリケットタイプのアント
ハイフロートバージョンや張り付きタイプ…
各種サイズを#16~#20で、叩き上がりからプールまで対応出来るアントです。
先日は…
都内某所で“プチ・タイイング・ワークショップ”をやるこ事になりました。
月末に一般河川釣行を控えたお二方…
自分で巻いたフライで1尾を…と言うことで…
前回のウラタン釣行に続いて、みんなでタイイングをしました。
会場は、最近都内各所に出来ている
“マイ・スペース”
@1,100~@1,400/1hで、5~8名用の会議室が数室あります。
ここで、利用者は何名でも5杯の飲み物をオーダーして、時間室料と合算。
参加者で割り勘にすると…とてもリーズナブル。
ウラタンで“ヘアーウイングダン”を巻いたので、先ずは復習を兼ねて…もう一度!
これが巻けると…ヘッドのウイング部分の作り方で…エルクヘアカディス等と…
そして、夏の渓には必携のパラシュートアント
このパラシュート部分と先程のテール&ボディで…パラシュートメイフライの出来上がり。
※パラシュート用の“奥の手”なんですが、そのうち…“こんなのいらないな!”
ってなるのでしょうが…今は、これがないと…前へ進みませんので…急遽作成。プッ
一つの完成フライから部位の組み合わせでバリエーションフライが巻ける基本的な事を理解してもらい…
ワークショップの後は、ショップでマテリアルやフックを購入して…
今晩の“おかず”にしてもらいました。プッ
本来…レンタル会議室を借りなくても…
“いないなホビーハウス”が利用出来れば良かったのですが…
“いないなホビーハウス”は、大型TVで撮り置きのDVDを観ながら…
オーナー手製のカレーやパスタのサービス、自慢の通称“いないないバー”もあるのですが、オーナー不在の時は利用出来ないのが残念なんです…プッ